人間ドックで行われる検査と、検査から分かる病気DISEASE-DISCOVERY

人間ドックで行われる検査と、検査から分かる病気DISEASE-DISCOVERY

心電図

心電図検査は、心臓が拍動する時に流れる電流を、電気的な波形として体の表面から捉えて記録するものです。この波形が規則正しい記録になると正常と判断しますが、不規則な波形の場合は何らかの疾患を疑います。 検査は、ベッドに仰向けになって頂いた後に、胸部・両手首・両足首に電極を装着して実施します。機械から体に電流を流すわけではありませんので心配なさらないでください。この方法で、動機・胸痛・呼吸困難・失神などの原因や症状を調べます。

視力検査

視力検査とは、主に乱視や遠視、近視などの屈折に関する異常の有無をチェックする検査です。検査表や視力検査器を使って、眼鏡やコンタクトレンズをつけずに測る裸眼視力と、レンズを装着した矯正視力の両方を片目ずつ測定します。上下左右に切れこみのあるアルファベットの「C」に似たマークを、どの大きさまで判定出来るかで視力判定を行います。

分かる病気

聴力検査

聴力検査とは、正常範囲の音が聞こえているかを調べる検査で、ヘッドフォンから聞こえてくる機械音に合わせてボタンを押します。加齢により高音の聴力が低下することが多いため、定期的に聴力検査を受ける必要があります。また最近では若年層においても、イヤホンから大音量で音楽鑑賞をする影響で難聴になる方が増えています。

分かる病気

眼底・眼圧検査

眼底検査では、目薬で瞳孔を開いた状態で眼球内の網膜を撮影します。失明の原因となる最多の疾患は緑内障、続いて糖尿病性網膜症などがあり、視力の低下が見られる黄斑変性や、網膜動脈硬化症などの疾患の有無を調べます。 眼圧検査では目の圧力をチェックするために、眼球に空気をプシュッと吹き付けます。眼圧は高すぎず低すぎない状態が望ましいですが、目の圧力が高い場合は高眼圧症や緑内障、低い場合は外傷や網膜剥離などの病気の疑いがあります。40代以上で目の疾患が発症する可能性が急に高くなるため、定期的に検査を受けるようにしましょう。

胃透視検査

胃透視検査は、胃がんを早期に見つける検査として国が勧める検査です。この検査では、十二指腸・胃・食道の潰瘍、ポリープ、がん、炎症などの疾患の発見と診断を行います。正しく診断できる確率はおおよそ7〜8割のため、胃バリウム検査は胃がんにより命を落とす方を減らす有効な検査の1つだと考えられています。

血液検査

血液には多くの情報が含まれているため、血液検査から体全体の状態が分かります。1回の採血で、血糖値・脂質の異常、炎症の有無、臓器の状態など、下記のような様々な状態を調べられます。

腫瘍マーカー検査

近年、腫瘍マーカーという単語が有名ですが、これは検査の名前ではなくがん細胞が産生する特別な酵素やたんぱく質のことであり、この数値を測定する検査を腫瘍マーカー検査と呼びます。 検査は採血で行うため、患者様側からすると普段の血液検査と同じです。CT検査や内視鏡検査の結果と、腫瘍マーカーを一緒に測定することでがんを発症する危険性をチェックして総合的な診断を行います。

超音波検査(エコー検査)

腹部超音波検査とは、膵臓・肝臓・胆嚢・腎臓をチェックする検査です。中でも膵臓がんを早い段階で発見できます。ゼリーを塗ったお腹に超音波を当てて検査を行います。お腹の外から観察できるので、苦しさや痛みを感じることがない安全な検査であり、産婦人科では胎児の診察に使用されています。

頚動脈超音波検査

視力検査とは、主に乱視や遠視、近視などの屈折に関する異常の有無首にゼリーを塗って超音波を当てて頸動脈をチェックします。頸動脈は、頭部を通じて脳に血液を届ける重要な血管です。頸動脈に動脈硬化など異常が見られると、心筋梗塞や脳梗塞などの生死に関わる重篤な疾患が発症するリスクがあります。早い段階で動脈硬化を発見し、治療を開始することが大切です。をチェックする検査です。検査表や視力検査器を使って、眼鏡やコンタクトレンズをつけずに測る裸眼視力と、レンズを装着した矯正視力の両方を片目ずつ測定します。上下左右に切れこみのあるアルファベットの「C」に似たマークを、どの大きさまで判定出来るかで視力判定を行います。

甲状腺超音波検査

甲状腺超音波検査は、喉にゼリーを塗って甲状腺に超音波を当てることで、甲状腺のサイズや腫瘍病変の性状、大きさ、部位などを調べる検査です。甲状腺ホルモンは甲状腺から分泌される重要なホルモンで、体の新陳代謝を亢進させる効果があります。 しかし、甲状腺の病気によってホルモンバランスが乱れると、無気力や疲れ・月経異常・呼吸苦・動悸・異常な発汗・激しい体重増減など多様な症状が全身に現れて、長期間の治療が必要となることがあります。女性は甲状腺疾患になりやすいですが自身では分かりにくいため、定期的に検査を受けましょう。

乳腺超音波検査

視力検査とは乳腺超音波検査は、乳がんを早い段階で見つけるために有用であり、乳房にゼリーを塗った後に超音波を当てる検査です。また、乳房を挟み込んで検査を行うマンモグラフィとは異なり、痛みを感じることはありません。放射線に被ばくしないため妊婦の方も検査できるとともに、若い女性ではマンモグラフィよりも病変を見つけやすいです。乳がんをより確実に見つけるためには、乳腺超音波検査とマンモグラフィ検査を同時に行いましょう。、主に乱視や遠視、近視などの屈折に関する異常の有無をチェックする検査です。検査表や視力検査器を使って、眼鏡やコンタクトレンズをつけずに測る裸眼視力と、レンズを装着した矯正視力の両方を片目ずつ測定します。上下左右に切れこみのあるアルファベットの「C」に似たマークを、どの大きさまで判定出来るかで視力判定を行います。

分かる病気

胸部X線

胸部X線検査は、心臓・肺・両肺の間に位置する器官に異変がないかチェックする検査です。胸部にX線を当てて、肺の炎症や、影、腫瘤の有無、心臓の肥大などがないかを確認します。

肺機能検査

この検査を行うのは、間質性肺疾患やCOPD(慢性閉塞疾患)、喘息(ぜんそく)などの呼吸器系の病気の疑いがあるときや、その状態を確認するときです。酸素を取り込む力や、息を吐く力、吸う力をなど確認するために検査を行います。

マンモグラフィ

マンモグラフィは、乳がんを早期に見つけるために非常に役立つ検査で、乳がん検診でよく用いられており、乳房を片方ずつ検査機器に挟んで実施します。 若い世代の方や乳腺が発達している方はマンモグラフィで激しい痛みが生じる場合があります。また痛みは月経のタイミングの影響を受けることもあり、詳細についてはご相談ください。検査を定期的に受けることで、乳がんの死亡率が下がると報告されています。

分かる病気

子宮頸がん検診

子宮頸がんの原因は、HPV(ヒトパピローマウイルス)による感染です。 150種類を超えるタイプがHPVにはありますが、このうち子宮頸がんが発症しやすいのは、「13種類のタイプ」です。 子宮頸がん検診では、問診、視診、内診を医師が行い、検査専用のブラシやヘラなどで子宮頸部の細胞を拭い取って顕微鏡で観察します。

分かる病気

胃カメラ検査

当院で胃カメラ検査を行う際には、受けたことのある検査やご意見を尊重しつつ痛みを軽減させる鎮静剤などを用いて、鼻か口から非常に細いスコープを入れます。約5分で検査を行い、苦痛を感じさせない内視鏡検査になるよう配慮しています。

大腸カメラ検査

大腸カメラ検査は、内視鏡を肛門から入れて大腸すべてをチェックする検査であり、大腸がんや大腸ポリープなどよくある疾患を発見するのに有効です。また当院では検査で大腸ポリープを見つけたら、同時に治療することも可能です。 大腸カメラ検査を行う前日の食事は消化の良いものを食べ、夜に下剤を服用します。そして腸管内を掃除するため、検査の日の朝に自宅で1.8L程度の腸管洗浄液を2時間かけて飲んで頂き、検査予約時間に来院してください。必要な方には追加で下剤の服用や浣腸を使う場合もありますが、当院では可能な限り体にストレスがかからない検査方法のご提供いたします。肛門から先端にカメラが装着された極めて細いスコープを入れて大腸をチェックします。ご要望次第で鎮静剤の点滴を行います。当院は、苦痛や負担ができる限りかからない大腸カメラ検査を行うよう努めており、検査は約5〜10分で終わります。また、担当する医師は内視鏡検査に精通しておりますのでご安心ください。 必要と判断すれば組織を採取しての顕微鏡検査や、大腸ポリープの切除を行います。早期の大腸がんでは便潜血が認められないこともあるため、毎年大腸カメラ検査を受けることで早い段階で見つけて治療を開始しましょう。

ヘリコバクター・ピロリ菌検査

ヘリコバクター・ピロリ菌の感染有無についてチェックします。ヘリコバクター・ピロリ菌検査は数種類あり、当院の人間ドックでは迅速ウレアーゼ検査と尿中ピロリ抗体検査を実施しています。 迅速ウレアーゼ検査は、胃カメラ検査で胃の組織の一部を取ってきて、ピロリ菌が感染しているかどうかをチェックします。検査当日に結果が判明します。 尿中ピロリ抗体検査は、尿中にピロリ菌抗体があるかどうかをチェックする検査で、抗体があればピロリ菌が感染している可能性があります。体へのストレスが少なく簡単な検査であり、こちらも検査当日に結果が判明します。なお、人間ドックでは血清でのピロリ菌検査を実施しております。内視鏡での検査を希望の方はご相談ください。

胸部CT

胸部CTは、胸部の外側から内側を輪切りにした断層写真をコンピューターとX線を使用して撮影します。肺結核・肺がん・気胸・気管支拡張症・心臓疾患・肺動静脈瘻・胸部大動脈瘤などに関するわずかな病変も見つけられます。 特に隠れやすい腹部近くの横隔膜や心臓の裏などの部位の病変も見つけられるため、早い段階のがんを見つけるのに優れています。CT検査が導入されたことでがんの治癒率が大きく進歩したとも考えられています。胸部X線検査のみではわずかな病変を見つけることは難しいですが胸部CTでは可能なため、肺がんの早期発見に効果的です。

腹部CT

腹部CTでは主に胆嚢・肝臓・腎臓・脾臓・腎臓を調べます。腹部を輪切りしにした断層の写真を撮像します。超音波検査では脂肪やガスに隠れてしまう部位もチェックできるため、膵臓がん・肝臓がんなどの悪性腫瘍や増悪度、腹部リンパ節への転移の有無などを観察できます。 また、小さい段階で腹部の病変を見つけられるため、腎臓・肝臓などの病変をチェックしやすい検査です。

尿検査・尿沈渣

尿検査では、膀胱や腎臓に関連する病気を調べます。人間ドックの尿検査は、自宅で検査当日の起床後すぐの尿を取って持参してください。朝一番の尿はほどよく濃いためにタンパク質などを発見しやすく、より正確な検査ができます。

尿枕渣

尿枕渣は、尿潜血や尿蛋白などが陽性である時に実施します。尿を遠心分離機にかけて、沈殿物(白血球や赤血球、細胞、細菌、尿酸結晶などの固形成分)の種類や量をチェックします。腎臓や尿路などの疾患の可能性がある方は、円柱細胞が発見されたり正常値以上に固形成分の量が増えたりします。また、全身の数ある疾患を診断する上でも有用です。異常が指摘された際には、尿路系の画像検査(CT検査や超音波検査など)やX線検査、腎臓機能検査などの2次検査を追加で実施します。

便潜血検査

便潜血検査は消化管出血や出血症状が伴う大腸がんを早い段階で見つけられる検査です。前もってご自宅に配送した専用の検査スティックを用いて便を採取して容器に入れてください。採取した便は冷蔵庫などの冷暗所で保管し、検査の日にお持ちください。

腸内フローラ検査

唾人間の腸の中には、約1,000種類、数は約100兆個もの様々な腸内細菌が生息しており、人間と関わり合いながら生きています。 腸内細菌が大腸内に生息している状態がお花畑のように見えるためフローラ(flora=お花畑)と名づけられています。腸に関連する様々な病気(潰瘍性大腸炎、大腸がんなど)だけでなく、認知症やうつ病、アレルギー、糖尿病などとも関わりがあると近年の研究で指摘されています。そのため当院では腸内フローラの検査を取り入れました。検査方法は簡単で、わずかな量の便を採取するだけです。

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